モリンホール(Миний морин хуур)
2011年1月4日 趣味
ちょうど3年前の今日、初めてのモンゴル国産モリンホールをウランバートルで購入。自慢の馬である。
マイナス20度の新年明けの午後、明るいうちにと白い雪で固まる道をブーツで踏みしめ楽器店に出かける。大通りに出てペンギンのように手をバタつかせ白タクシーを拾う。モンゴル国のタクシーはすべて白タク。日本人一人で行くと値段を吊り上げられる恐れがあると、モンゴル人の友人が一緒に来てくれた。
チンギスハーンが描かれたトゥグルク(お金)でタクシー料金を支払い、白い息を吐きながら少し緊張気味に店内に入ると50本くらいのモリンホール、10本のバイオリン、4本のヤタガ(琴)が飾られていた。事前に予算を伝えていたため、5本のモリンホールが用意されていた。それぞれ微妙に大きさが違い、馬の色や顔も異なっている。それぞれランダムに音をならし一番響きが大きかったのが、日本に持ち帰ってきたモリンホール。
名前はまだ無い。
先日、新宿の高層ホテルで弾く機会があった。55階、新宿のビジネス街の明かりが眼下に広がる新宿で響かせるМиний морин хуур。
モンゴル国からやってきた、わがモリンホール。景色の変化にどう驚いただろうか。
モリンホールという趣味。けっこうおもしろい。
マイナス20度の新年明けの午後、明るいうちにと白い雪で固まる道をブーツで踏みしめ楽器店に出かける。大通りに出てペンギンのように手をバタつかせ白タクシーを拾う。モンゴル国のタクシーはすべて白タク。日本人一人で行くと値段を吊り上げられる恐れがあると、モンゴル人の友人が一緒に来てくれた。
チンギスハーンが描かれたトゥグルク(お金)でタクシー料金を支払い、白い息を吐きながら少し緊張気味に店内に入ると50本くらいのモリンホール、10本のバイオリン、4本のヤタガ(琴)が飾られていた。事前に予算を伝えていたため、5本のモリンホールが用意されていた。それぞれ微妙に大きさが違い、馬の色や顔も異なっている。それぞれランダムに音をならし一番響きが大きかったのが、日本に持ち帰ってきたモリンホール。
名前はまだ無い。
先日、新宿の高層ホテルで弾く機会があった。55階、新宿のビジネス街の明かりが眼下に広がる新宿で響かせるМиний морин хуур。
モンゴル国からやってきた、わがモリンホール。景色の変化にどう驚いただろうか。
モリンホールという趣味。けっこうおもしろい。
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