2010年12月の思い出...Tэмдэглэл:2010 оны 12сар
2010年12月31日 お仕事 コメント (1)
■2010年12月の記憶メモ
今年も残すところあと数日。今年1年間の記憶をたどってみる。
福沢諭吉の唱えた論説「脱亜論」からの志向なのかアジア諸国でお正月を1月1日としている国は日本のみ。アジア諸国は新年を2月ごろ(旧正月)に設定。モンゴル国のツァガンサル(2011年2月5日)と中国・内モンゴルの正月(2011年2月3日)とずれはあるものの、個人的には12月末日を一応の区切りとし羊肉の新年準備のため調達に走る。新大久保のモンゴル料理店チンギス・ハン(東京都新宿区百人町1-10-10アソルティ新大久保3F/03-5937-5130)にお願いすれば良質な羊肉をすこしお安めに調達できる。http://chingishaan.blog99.fc2.com/店主のスーホさんの人柄は天下一品。
個人的に探すなら池袋北口の知音4階まで行けば10キロ程度の羊肉が簡単に確保できる。羊1頭25キロだから半頭分確保できる計算。
その他、いくつかの馬頭琴演奏者の師走ライヴ見物。
馬頭琴とモリンホールの言葉の使い分け。「馬頭琴」は中国語(漢語)の马头琴(mǎtóuqín)からきている。2弦の楽器の上に馬の頭の彫刻をつけている琴と外見的特長を捉えた言い回しなのだろう。その点、モンゴル人たちはこの楽器を愛情をこめて「モリンホール(морин хуур)」と呼ぶ。馬の尻尾で作られた弦の摩擦音に特徴をフォーカスし、馬の音色を奏でる楽器といった言い回しである。内面から楽器を愛している言い回しのような気がする。
歴史の文献の記載では1275年、イタリアの旅行家のマルコポーロがモンゴルを訪ねた際、当時の元の皇帝のフビライに熱く歓迎され、帰国するとき、マルコポーロはモンゴルの2弦の楽器(モリンホール)をヨーロッパに持ち帰る。今でもモンゴルを旅し馬頭琴(モリンホール)をお土産に人からプレゼントされることは最高の歓迎の表し方。頂いた人間は喜びの極みに達する。ともあれ、馬頭琴がヨーロッパへ渡ったことは西洋の弦楽器(殊にバイオリン)の発展に大きな役割を果したらしい。今でも1本数十万円といわれるバイオリンの最高級の弓はモンゴル産の馬の毛とのこと。馬を嫌う民族は世界中どこにもいない。すべての人間の耳にほどよく響くモリンホールの音色は国境を越えた世界平和の象徴か...とすこし脚色。
YouTubeでモリンホール三昧(http://www.youtube.com/watch?v=LT8p4dmD7Y8&feature=related)。日本でモリンホールを聴く場合デールを着飾った演奏者と対面し、聴くほうも少しばかり緊張を強いられるが本場モンゴル国では発表会の席であっても普段着で演奏。ひょいっと楽器を持ち込み、ヨイショ(Za,za)とのかけ声で弾き始める姿。身近なモリンホール文化を感じる。音色も非常に良いです。
■马头琴(mǎtóuqín)別名
由于流传地区的不同,它的名称、造型、音色和演奏方法也各不相同。在内蒙古西部地区称作“莫林胡兀尔”,而在内蒙古东部的呼伦贝尔盟、哲里木盟、昭乌达盟则叫做“潮尔”。 还有“胡兀尔”“胡琴”“马尾胡琴”“弓弦胡琴”等叫法。除内蒙古外,辽宁、吉林、黑龙江、甘肃、新疆等地的蒙古族也有流行。
今年も残すところあと数日。今年1年間の記憶をたどってみる。
○師走の馬頭琴ライヴ、数ヶ所現物。
○年末に向けた羊肉の調達
○YouTubeにてモリンホール三昧
○2011年ハワリンバヤル:Havriin bayar2011開催日程の連絡あり
福沢諭吉の唱えた論説「脱亜論」からの志向なのかアジア諸国でお正月を1月1日としている国は日本のみ。アジア諸国は新年を2月ごろ(旧正月)に設定。モンゴル国のツァガンサル(2011年2月5日)と中国・内モンゴルの正月(2011年2月3日)とずれはあるものの、個人的には12月末日を一応の区切りとし羊肉の新年準備のため調達に走る。新大久保のモンゴル料理店チンギス・ハン(東京都新宿区百人町1-10-10アソルティ新大久保3F/03-5937-5130)にお願いすれば良質な羊肉をすこしお安めに調達できる。http://chingishaan.blog99.fc2.com/店主のスーホさんの人柄は天下一品。
個人的に探すなら池袋北口の知音4階まで行けば10キロ程度の羊肉が簡単に確保できる。羊1頭25キロだから半頭分確保できる計算。
その他、いくつかの馬頭琴演奏者の師走ライヴ見物。
馬頭琴とモリンホールの言葉の使い分け。「馬頭琴」は中国語(漢語)の马头琴(mǎtóuqín)からきている。2弦の楽器の上に馬の頭の彫刻をつけている琴と外見的特長を捉えた言い回しなのだろう。その点、モンゴル人たちはこの楽器を愛情をこめて「モリンホール(морин хуур)」と呼ぶ。馬の尻尾で作られた弦の摩擦音に特徴をフォーカスし、馬の音色を奏でる楽器といった言い回しである。内面から楽器を愛している言い回しのような気がする。
歴史の文献の記載では1275年、イタリアの旅行家のマルコポーロがモンゴルを訪ねた際、当時の元の皇帝のフビライに熱く歓迎され、帰国するとき、マルコポーロはモンゴルの2弦の楽器(モリンホール)をヨーロッパに持ち帰る。今でもモンゴルを旅し馬頭琴(モリンホール)をお土産に人からプレゼントされることは最高の歓迎の表し方。頂いた人間は喜びの極みに達する。ともあれ、馬頭琴がヨーロッパへ渡ったことは西洋の弦楽器(殊にバイオリン)の発展に大きな役割を果したらしい。今でも1本数十万円といわれるバイオリンの最高級の弓はモンゴル産の馬の毛とのこと。馬を嫌う民族は世界中どこにもいない。すべての人間の耳にほどよく響くモリンホールの音色は国境を越えた世界平和の象徴か...とすこし脚色。
YouTubeでモリンホール三昧(http://www.youtube.com/watch?v=LT8p4dmD7Y8&feature=related)。日本でモリンホールを聴く場合デールを着飾った演奏者と対面し、聴くほうも少しばかり緊張を強いられるが本場モンゴル国では発表会の席であっても普段着で演奏。ひょいっと楽器を持ち込み、ヨイショ(Za,za)とのかけ声で弾き始める姿。身近なモリンホール文化を感じる。音色も非常に良いです。
■马头琴(mǎtóuqín)別名
由于流传地区的不同,它的名称、造型、音色和演奏方法也各不相同。在内蒙古西部地区称作“莫林胡兀尔”,而在内蒙古东部的呼伦贝尔盟、哲里木盟、昭乌达盟则叫做“潮尔”。 还有“胡兀尔”“胡琴”“马尾胡琴”“弓弦胡琴”等叫法。除内蒙古外,辽宁、吉林、黑龙江、甘肃、新疆等地的蒙古族也有流行。
コメント
今年もмонголын чонoさんのブログ、楽しみにしています。
モンゴル文化の紹介を今年もよろしくです。
(shin jiriin bayar hurgee)