天高く羊肥ゆる秋の空、モンゴル料理と韃靼(だったん)の馬(日経新聞)
2010年11月1日 お仕事
4月末以来のブログ更新。
今日から11月に突入だ。今年も2ヶ月をきってしまった。来年こそは良い年でありますように(まだ早いか・・・)。
木枯らし一号も吹き、最近めっきり寒くなってきた。
シーバスリーガルのストレートがうまくなりはじめ、羊肉が恋しい季節になってきた。この時期の羊肉は一年で一番おいしい。絶品である。モンゴル岩塩を仕入れ、3キロの羊肉で家でこさえるチャンサン・マハも良いが、種類豊富なモンゴル料理を食べに両国(ウランバートル)や巣鴨(シリンゴル)、池袋(ボラグ)に新大久保(チンギス・ハン)、幡ヶ谷(青空)、亀戸(大蒙古)へ足を運び東京のモンゴル料理店を満喫したくなる。そうそう、鶴見(横浜市)のワンセンベルもコンセプトがしっかりしているなかなかのお店。毎日20:00-ムギさんやミャガさんのモンゴル音楽の演奏もある。
リーマンショックからの復興と円高による冷や水が連鎖し今年は5月以降漠然と業務多忙になりモンゴル情報からも遠ざかる日が多かった。しかし、その日常の中でも日本経済新聞の朝刊の連載『韃靼の馬』は目を通している。ストーリー自体は面白くないのだが、時たま出てくるモンゴル民族の生活描写やいくつかのモンゴル単語はビル街へ向かう通勤のなかでモンゴルの風を心の中に吹かせてくれる。
韃靼とはモンゴル帝国以前、モンゴルがチンギス・ハンの登場していない時期のころに遊牧諸部族の総称として漢民族が名づけた言葉。漢語名「韃靼」は農耕民族である漢人が自分たちとは異なる生活様式を持つ遊牧民を名づけたことから始まる。そこにはモンゴル民族以外の多くの遊牧民族が含まれるのだ。
しかし、この文章ではラマの仏壇を飾ると出てきている。ラマ教の導入はもっと後になったころだと思うのだが・・・。
今日から11月に突入だ。今年も2ヶ月をきってしまった。来年こそは良い年でありますように(まだ早いか・・・)。
木枯らし一号も吹き、最近めっきり寒くなってきた。
シーバスリーガルのストレートがうまくなりはじめ、羊肉が恋しい季節になってきた。この時期の羊肉は一年で一番おいしい。絶品である。モンゴル岩塩を仕入れ、3キロの羊肉で家でこさえるチャンサン・マハも良いが、種類豊富なモンゴル料理を食べに両国(ウランバートル)や巣鴨(シリンゴル)、池袋(ボラグ)に新大久保(チンギス・ハン)、幡ヶ谷(青空)、亀戸(大蒙古)へ足を運び東京のモンゴル料理店を満喫したくなる。そうそう、鶴見(横浜市)のワンセンベルもコンセプトがしっかりしているなかなかのお店。毎日20:00-ムギさんやミャガさんのモンゴル音楽の演奏もある。
リーマンショックからの復興と円高による冷や水が連鎖し今年は5月以降漠然と業務多忙になりモンゴル情報からも遠ざかる日が多かった。しかし、その日常の中でも日本経済新聞の朝刊の連載『韃靼の馬』は目を通している。ストーリー自体は面白くないのだが、時たま出てくるモンゴル民族の生活描写やいくつかのモンゴル単語はビル街へ向かう通勤のなかでモンゴルの風を心の中に吹かせてくれる。
『韃靼の馬』(338話)
幕営地として指定された広場は深い雪に蔽われていたが、韃靼人たちの手でまたたくまに取り除かれ、三十間四方の土の上には板が敷かれた。彼らは、箱馬車に積んできた部材をおろすと、三班に分かれゲルの積み立てに取りかかった。チャハル・ハーン一人が馬と駱駝の軍の中にいる。
ゲルの組み立ては、扉を南向きに立てることからはじまる。その扉に、柳の細材を格子状に編んだハナ(壁)を立て回して円形の囲いをつくる。円の中心に天窓(トーノ)を付けた柱(バガナ)を立て、何十本もの屋根棒(オニ)を天窓に差込み反対側の棒の先を壁の上縁に結ぶ。これでゲルの木組みの部分は完成だ。
つづいて、壁にフェルトを差し回して塞ぎ、オニでできた屋根(デーベル)にもフェルトをかぶせ、紐でこれらを三段に分けて、縛って固定する。
こうして三つのゲルの組み立てが終わると内部にもフェルトを敷き、火鉢(トルガ)を入れ、北側の壁にラマの仏壇を飾る。
韃靼とはモンゴル帝国以前、モンゴルがチンギス・ハンの登場していない時期のころに遊牧諸部族の総称として漢民族が名づけた言葉。漢語名「韃靼」は農耕民族である漢人が自分たちとは異なる生活様式を持つ遊牧民を名づけたことから始まる。そこにはモンゴル民族以外の多くの遊牧民族が含まれるのだ。
しかし、この文章ではラマの仏壇を飾ると出てきている。ラマ教の導入はもっと後になったころだと思うのだが・・・。
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