朝青龍　引退に関する取材について

２月４日、朝青龍の引退に関して某マスメディアからの電話取材が入る。
友人の一般人であるモンゴル国人、内モンゴル人へも多数の電話が入っているそうでモンゴル料理店を営むある方は数社から電話取材がはいり仕事の邪魔となり大変とのこと。
モンゴルと付き合いの浅い私なんぞ末端までへ電話取材をするマスメディア各社の目的は少しでも他社をぬきんでる新タネを探すため。かなり今回は熱狂しています。しかし、本当のモンゴルファン、朝青龍ファンは電話取材でまともに対応するのかな？

こうした名だたるマスメディアが熱狂する一つの問題は、朝青龍の現役引退の発表のタイミング。新聞社の一部夕刊記事掲載に間に合わなかったという"あせり（焦り）”。夕刊への記事掲載のデッドラインは14:00頃。これを過ぎれば編集、印刷を含め当日の夕刊紙面へ掲載しにくい新聞社事情がある。そう、新聞は時間の制約を常に受ける。朝青龍の引退報道でもインターネットでの報道のすばやさに新聞社各社はじだんだを踏んだはず。よって、ネット報道というこれまで亜流とみなされたラインでの報道以外の新ネタを、今回は本流の新聞社が追っている。その取っ掛かりとして手当たり次第に名だたる新聞社各記者は「モンゴルの…」と名のつく各人にネタ元を探しに電話攻勢をしているようです。どうもこの取材攻勢はしばらく続きそうな気配です。