大陸人気質とはかくも・・・『The Good,the Bad,the Weird』
大陸人気質とはかくも・・・『The Good,the Bad,the Weird』
大陸人気質とはかくも・・・『The Good,the Bad,the Weird』
8月26日にモンゴル国で「ハルハ河戦争(ノモンハン事件)」70周年記念式典が開催されました。モンゴル国を訪問したロシアのメドベージ大統領は「(ロシアが日本から)モンゴルの国土を保全し、最終的に第二次世界大戦で敵を壊滅させることができた」と同戦争を評価した模様です。
ノモンハン事件では蒙満国境で戦った日本軍の33%が死傷(戦死:8440人 戦傷:8864人)し、特に代3師団は79%の損失を被りました。しかし、戦時中の日本ではノモンハン事件の劣勢が軍部の威信低下に直結するため国内に対し敗北を隠蔽。新聞は敗北したはずの日本軍を「圧勝」と報じました。一般の日本人がこの戦争の敗北を知ったのは戦後になってから。8440人の戦死者の無念が偲ばれます。

「ハルハ河戦争(ノモンハン事件)」70周年記念式典の中、8月29日に韓国映画『The Good the Bad the Weird』をみに行きました。舞台は1930年代の満州(いわゆる満州国)。
大日本帝国が残した宝のありかを示した地図をめぐり韓国人、漢人、満州人、モンゴル人、そして日本軍が入り乱れるアジアン・ウェスタンムービー。
大日本帝国が朝鮮を統治する時代、満州鉄道の列車を襲って見つけた地図を独占するため3人の朝鮮人が入り乱れ戦闘を繰り広げます。馬にまたがる朝鮮人俳優のかっこよさにモンゴル人と韓国人に共通する大陸人気質を感じ、日本人ではこの大陸人気質に遠く及ばないのではと嫉妬。特にチョン・ウソンはモンゴル流馬の立ち乗りをいとも簡単に演じていた…。Гайхалтай!
『The Good the Bad the Weird』みてモンゴルの大陸人気質と韓国人の大陸人気質が重なるのではと興味が深まる。面白いコラボができるかも。今年の秋は大陸人気質を感じるために朝鮮系の本を多く読むことになるかも…。

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