母語を日本語としない外国の方々を対象とした日本語能力試験が本日行われました。年1回の試験。東京では一橋大学で実施されたようです。今日は寒かったものの良い天気でよかったですね。
私の友人も結構参加していたようです。受験した皆さんの一年間の学習が実れば我々も心が軽くなります。発表は来年の2月上旬とのこと。
ということで、今日は試験を受けたモンゴル人とお疲れ様の晩餐会。
сайн сайханы төлөө!(サイン サエハニー トゥルー)「成功を祈ります!」
話を聞けば、今年の試験問題は例年になく難しかったとのこと。漢字に慣れている内モンゴル人は結構余裕あるのに対し、ウランバートルの方々は漢字にはじめて触れるため多くの努力を積んでいるようです。

来年の2009年度からは、7月(1級、2級のみ)と12月(1級~4級)の2回の試験を行われるようです。そして、2010年度からは試験問題の改訂があります。この改訂では3級の試験を難しくし2級をやや簡単にするとのこと。皆さんが目指す1級については現状の難易度を維持とのこと。われわれ日本語教師ボランティアにとってもこの日本語能力検定試験対策は重要な課題となってきます。
何せ、この試験結果によっては本国から学生に大規模な奨学金が拠出される場合があるからです。留学生の一生を左右しかねないこの試験。合格させることこそ日本語教師にとって大きな責任であります。

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