хуушуур(ホーショール:揚げ餃子)
2007年6月4日
モンゴル料理屋にて13世紀のモンゴル国の強さについて思いをめぐらせつつ、хуушуур(ホーショール:揚げ餃子)に食らいつく。
そんな宴で出た会話の一部です。
モンゴル軍の強さは馬の持久力と兵士の寒さに対する忍耐力が大きな要素だとされているが、実は次の?〜?が主な特徴らしい。
?鉄の普及…カザフ攻略によって鉱山など鉄の発掘を進めた。矢の鏃を鉄製にし、弓の射程距離を伸ばすとともに殺傷力をアップさせた。
?組織力…十進法の編成(暦の整備)による統一指揮命令系統の徹底。これにより遠征での指揮系統が可能になる。
?通信網の整備…煙で情報伝達。30?ごとに駅伝を配置。
?情報力…世界各地にスパイを配置。敵国の政治状況をつぶさに観察し、相手国の政治のパワー・バランスを利用。タイミングを見計らい攻撃をしかけた(ヨーロッパでは南仏まで配置)。
?物量の豊かさ…大量の矢を使用することがモンゴル帝国の戦い方の特徴。刀を用いた接近戦は滅多にしない。それは、敵の返り血を浴びることをシャーマン信仰のモンゴル軍は極端に嫌ったためらしい。よって、遠くから矢を放ち、相手を射る(モンゴル軍は戦闘で必ず一人当たり長距離用の矢を72本と短距離用の矢を3本用意していた)。また、モンゴル軍は鉄を利用した鏃の開発で、他民族より矢の性能は飛躍的に高かった。近くの敵でも刀ではなく矢で殺傷した。
?降伏したものは味方にする…降伏した地から人材登用を図った。国籍・人種差別に関係なく個人の能力を活かし仕事をさせた。しかし、一度裏切ればその征服地域を全滅させた。当時、3億人を支配していたのは数十万のモンゴル人であったため、他民族のマンパワーを大いに利用していた(するしかなかった)。
◆写真はхуушуур(ホーショール:揚げ餃子)中身は羊肉。
羊の油分がぐわっと口の中に広がる一品。羊肉が恋しい人には絶品。
モンゴル料理の主食は肉である。たんぱく質を主食としているため、炭水化物中心の農耕民族と異なり、虫歯にならず顎が発達し、骨太だったとのこと。
そんな宴で出た会話の一部です。
モンゴル軍の強さは馬の持久力と兵士の寒さに対する忍耐力が大きな要素だとされているが、実は次の?〜?が主な特徴らしい。
?鉄の普及…カザフ攻略によって鉱山など鉄の発掘を進めた。矢の鏃を鉄製にし、弓の射程距離を伸ばすとともに殺傷力をアップさせた。
?組織力…十進法の編成(暦の整備)による統一指揮命令系統の徹底。これにより遠征での指揮系統が可能になる。
?通信網の整備…煙で情報伝達。30?ごとに駅伝を配置。
?情報力…世界各地にスパイを配置。敵国の政治状況をつぶさに観察し、相手国の政治のパワー・バランスを利用。タイミングを見計らい攻撃をしかけた(ヨーロッパでは南仏まで配置)。
?物量の豊かさ…大量の矢を使用することがモンゴル帝国の戦い方の特徴。刀を用いた接近戦は滅多にしない。それは、敵の返り血を浴びることをシャーマン信仰のモンゴル軍は極端に嫌ったためらしい。よって、遠くから矢を放ち、相手を射る(モンゴル軍は戦闘で必ず一人当たり長距離用の矢を72本と短距離用の矢を3本用意していた)。また、モンゴル軍は鉄を利用した鏃の開発で、他民族より矢の性能は飛躍的に高かった。近くの敵でも刀ではなく矢で殺傷した。
?降伏したものは味方にする…降伏した地から人材登用を図った。国籍・人種差別に関係なく個人の能力を活かし仕事をさせた。しかし、一度裏切ればその征服地域を全滅させた。当時、3億人を支配していたのは数十万のモンゴル人であったため、他民族のマンパワーを大いに利用していた(するしかなかった)。
◆写真はхуушуур(ホーショール:揚げ餃子)中身は羊肉。
羊の油分がぐわっと口の中に広がる一品。羊肉が恋しい人には絶品。
モンゴル料理の主食は肉である。たんぱく質を主食としているため、炭水化物中心の農耕民族と異なり、虫歯にならず顎が発達し、骨太だったとのこと。
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