モンゴル料理店ワンセンベル（横浜・鶴見)

この日はツァガーン・サルが近づいているからだろう、Geriin khuul idemeer bna..と週末、夜遅くに羊肉のボーズ、マハタイシュルを食べたくなり、またモンゴル琴(ヤタガ)の音色を聴きたいという思い立ちで鶴見のモンゴル料理店“ワンセンベル【http://wansenberu.iinaa.net/】”へ寄る。ビール(生大）を頂き、今作ったばかりのボーズをほおばり、チャンサンマハの羊肉を味わうこの幸せ。
ツァガーンサルとは「白い月」という意味。白に“始まり、純白、未来”などイメージするのはモンゴル国も日本も同じ。1月1日の正月と2月のモンゴルのツァガーンサル。年に2度も正月を楽しむのは妙だが、それもコスモポリタンTokyo_xotにすむ特典と楽しんでしまおう。

昨年末、日ごろの読書不足を補おうと購入したいくつかの文庫本の中から『乳と卵』（文春文庫)138回芥川賞受賞作を読んでみる。文庫本の帯には「一夜にして、現代日本文学の風景を変えてしまった」とある。文体が難解すぎてよくわからなかった。しかし、その他の短編『あなたたちの恋愛は瀕死』は良かった

『あなたたちの恋愛は瀕死』より…
大人になってしまった今では、もう誰にも相談せずに、ささいな顔色を見ずに、所持金と時間と自分の気分の関係のなかだけで必要なものを選びとり、好きな場所へ行くことができてしまうこと。

今年に入り、自由行動が続く。